行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学についてしっかりと学んでいきたいと思います。

2017年7月のブログ記事

  • 参照点

    私たちが損得を感じるときの基準となる点のことを参照点といい、人は、この参照点からどのくらいプラスに離れているか、マイナスに離れているかによって、損得を判断しています。 例えば、給与が1万円上がるとしたら、それは嬉しいことですよね。 しかしながら、今ここには参照点がありません。 ここで参照点として、... 続きをみる

  • 行動経済学の創始者

    行動経済学の創始者は、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーと言われています。 1602夜『人工知能』ジェイムズ・バラット|松岡正剛の千夜千冊より もともと心理学者であった2人が1970年代から多くの論文を共同で発表し、1979年、経済学で有名な雑誌「エコノメトリカ」で「プロスペクト理論」... 続きをみる

  • ハーディング効果

    人間は常に合理的な行動を取るとは限らず、時として非合理的な行動も取ってしまうというのが行動経済学の考え方で、その行動経済学の一つの考え方の中に「ハーディング効果」というものがあります。 ハーディング効果 簡単にいうと「ハーディング効果」というのは、他の人と同じ行動を取りたいという心理のことで、事象... 続きをみる

  • モンティホール問題

    「人は合理的に行動する」 この考え方は、これまでの伝統的な経済学の考え方です。 100円のレタスと200円のレタスがあった場合、「経済学」においては迷うことなく「100円のレタス」を選択します。 しかし、実際に買おうとした時に、なぜか人々が「200円のレタス」をどんどん買っていきます。 こうなって... 続きをみる

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