ゲーム理論について
行動経済学は、人間は不合理な行動をするという観点で経済を見ることですが、適切な意思決定や戦略的思考に有効であるゲーム理論というものがあります。
ゲーム理論は、「プレイヤー」「戦略」「利得」という3つの要素によって構成されたものを「ゲーム」と考え、この枠組の中で捉えられるものをゲーム理論の対象として考えるもので、ゲーム理論の中に出てくる「プレイヤー」は合理的に行動を起こすものとして定義されています。
合理的な行動というのは、すなわち、十分な推理力を持ち、正しい行動を起こし、考え違いや思い違いなどを起こすことなく、自分の利得が最大となるような行動を常とし、損するようなことはしません。
ですので、このような前提があることによって、すべてのプレイヤーがどのような行動を起こすのかが予測することができ、戦略を練ることができるのです。
まぁ、行動経済学と真逆の位置にある学問ではありますが、こちらもなかなか面白いものでありますし、共通点などもあるようですから、少しずつ勉強していきたいと思います。
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