行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学についてしっかりと学んでいきたいと思います。

あなたを変える行動経済学

壮一

2022年1月に発売された書籍「あなたを変える行動経済学」が、好評につき重版となったようです。

あなたを変える行動経済学

悩み多きあなたに行動経済学の考え方と応用例を紹介!
人生に悩みはつきもので、その悩みにはさまざまなレベルがあります。


朝、何を着て出かけようか、昼ごはんには何を食べようか、という日常の小さな決断でも悩み、就職、転職、結婚という人生にとって大きな決断で悩むことも、自動車や住宅という高額の買い物で悩む人も多い。


私たちが悩むのは、どちらの選択肢も同じように魅力的だからであり、人生の選択肢が無限に多い若者は、とりわけ悩みが多い。しかし、同じように魅力的に見える選択肢は、行動経済学的に考えてみると、バイアスのためだったかもしれない。


序章では、私たちの直感的意思決定が合理的な意思決定からずれてしまうことの例を紹介。


第1章では、合理的意思決定からのずれが経済的な意思決定で生じやすいことをサンクコストという概念を使って紹介、このサンクコストをよく理解できれば、人生での悩みもずいぶん減ると思う。


なんとか損を避けたいという気持ちも悩みをもたらす原因で第2章では、損を避けたい気持ちがバイアスをもたらすことを説明、人生で後悔することが多いのは、どうしてあの時先延ばししたのかということ。
先延ばしをする原因について第3章で説明され、先延ばしの対策には、積極的な意思決定をしなくても良い状況(デフォルト)をあらかじめつくっておくことが有効である。


第4章では、デフォルトを利用した例を紹介、私たちは、周囲の人がどのような行動をしているかという社会規範の影響を大きく受け、そのような社会規範の影響については第5章で解説されています。
第6章では、行動経済を応用してより良い意思決定をもたらすためにナッジという考え方を紹介し、第7章では、仕事や勉強に行動経済学を応用する具体例を説明しています。


  • ■大竹文雄/著
  • ■定価1,430円(本体1,300円+税10%)
  • ■小四六・240頁