前田壮一の行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学について前田壮一がしっかりと学んでいきたいと思います。

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学って、知れば知るほど楽しいものなのですが、このご時世、なかなか活字を読もう!ってことになりづらいですよね?


そんなときには、佐藤雅彦、菅俊一、高橋秀明による「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」なんて、どうでしょう?



これは、雑誌BRUTUSに連載された漫画作品を書籍化したもので、サザエさん並みに楽しく学べる唯一無二の一冊なのだそうですよ!!


これまでの経済学って、あまりに学術すぎて退屈であったり、ちょっと腑に落ちないこともあるのですが、行動経済学は学問でありながら、私達の生活を実に見事に体現していますし、知れば知るほど楽しいもの。


この漫画を機会に、ぜひぜひ行動経済学に興味を持ってみましょう!!!

幸福のパラドックス

ある調査によれば、所得の多い人ほど幸福である傾向が強いのだそうです。
まぁ、これはなんとなくわかりますよね。


「世の中はお金じゃない」なんていう人もいますが、残念ながらこれは間違いで、ある程度のお金がなければ、人並みの幸福感を味わうことはできません。




とはいえ、日本においては、所得が700万円以上になっていくと、その幸福度はほとんどフラットになるようで、ある一定の所得を超えてしまうと、その所得と正比例して幸福度があがることはないのだそうです。
逆に、低所得者の所得が多くなるとそれに応じて幸福になるようですが・・・


つまり、先程も言ったように、幸せにあるためにはお金が必要だけど、お金があるからといって幸福になるとは限らないのです。


確かにお金がありすぎると、相続の問題や変な人たちが集まってきて、不幸になっていく人々もいらっしゃいますからね。


今思うと、学生の頃、お金はありませんでしたが、アルバイトで必死になってお金を稼いでいる頃のほうが、なんとなく幸福だったような気がします。


というのも、お金がありませんでしたから、欲しいものを買うためにも何ヶ月もお金を貯めなければなりませんでしたし、欲しいものを得るために苦労をしました。


しかし、ある程度収入が増えてくると、必死になって貯金するということもなくなり、欲しい時に買えるようになると、その購入したものに対する愛情というのが、少々薄れてしまうような気がします。


やはり「幸せ」というのは、お金の多い少ないではなく、その「幸せ」の感じ取り方なのでしょうね。


買い物の満足感

買い物って楽しいですよね。
「買い物」することによってストレス発散できるという人もいますし、一般的には「買い物」自体には満足感を高める効果があるのだそうです。


しかしこの「買い物による満足感」は、あまり持続しないのだそうです。


これまでどうしても「欲しかったモノ」をついに購入しました。
購入した直後は、まさにお気に入りのひとつとして毎日、使っていたのですが、日数が経つに連れ、いつのまには使わなくなってしまった・・・。


こんな経験、誰にでもあるのではないでしょうかね?
これにはわけがあって、どんなに素晴らしいモノであっても、それを手に入れてしまうと、そのモノがあるということが日常となってしまい、購入前に抱いていた気持ちがどんどんと薄れていってしまうのだそうです。


まぁ、これよくわかりますよね。


僕自身、最近の傾向としては、どうしても欲しかった服やカバンを買うと、それを「購入した」ということで満足してしまい、家に帰っても封を切らないなんてこともだんだんと増えてきています。


何度も何度も見に行っては、「買おうかどうか悩んでいた」にも関わらず、購入するやいなや、一気に興味が失われてしまうのです。
悪い癖ですよね。


とはいえ、ストレス発散という観点からみれば、購入することによってストレスから開放され、さらには「購入した」という満足感も得られるわけですから、決して悪いことではないように思えるんですけどね。