行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学についてしっかりと学んでいきたいと思います。

行動経済学が最強の学問である

ビジネスパーソンにとって、行動経済学ほど「イケてる学問」はない。

行動経済学が最強の学問である

行動経済学の影響力は世界のビジネス界でもますます強まっていて、いま世界の名だたるトップ企業の間で、「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、頻繁に繰り広げられています。
それは、1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、企業には「行動経済学チーム」までできているほどで、ビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が、次々と「行動経済学部」を新設し始めて、MBAのように、多くのビジネスパーソンが行動経済学を学びに集まっています。


もはや行動経済学は、「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」となっているのだそうで、本書では、基礎知識をおさえた上で、「ナッジ理論」「システム1vsシステム2」
「プロスペクト理論」から、「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」「パワー・オブ・ビコーズ」まで、「主要理論」を初めて体系化するという、これまでにない手法で、行動経済学を解説す。


アカデミックの世界においてあと100年はかかると言われた行動経済学の体系化を、ビジネスパーソン向けに整理した著者のチャレンジの成果である。著者の整理する枠組みに従って、バラバラだった行動経済学の主要理論を俯瞰できるようになり、より一層行動経済学の本質を掴むことができるだろう。「行動経済学」博士としての知識を武器に、欧米を中心とした様々な業界の企業をコンサルティングしてきた経験が存分に活かされている。多くの論文・研究もベースにした重厚な内容で、納得感高く読み進められるはずだ。