行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学についてしっかりと学んでいきたいと思います。

自治体の政策ナッジをシェアするウェブサイト

行動経済学の知見に基づいて「行動変容」を促すナッジへの関心が高まっており、住民サービスの向上や日々の業務の効率化のために、ナッジを活用しようとする地方自治体も増えてきています。


そんな中、ナッジを体系的に学び、実践から得られた知見を共有する場所があれば、ナッジの活用がさらにすすむのではないかという考えのもと、地方自治体から政策を変えることを目指す特定非営利活動法人Policy Garage(代表理事 津田広和/以下Policy Garage)、大阪大学社会経済研究所、行動経済学会が連携して、ウェブサイト「自治体ナッジシェア」を立ち上げました。




ナッジを実践した自治体職員が実際に苦労した経験や、そこから得られた知見を共有できるプラットフォームとなっており、毎月一回オンラインで開催されるPolicy Garageの研究会に参加する約100人のメンバーからフィードバックをもらいながらアジャイルに構築。


異なるウェブサイトに散らばったナッジに関する記事の中から、メンバーが特にオススメのものを厳選し、参考ポイントを添えて掲載することで、興味関心のある分野の情報が探しやすくなるなど、実際の行政現場での使いやすさが特長となっており、本ウェブサイトが、政策を体系的に学ぶ場を提供するとともに、ナッジをきっかけに、自治体職員同士のつながりの輪が広がり、全国の自治体が一体となることで「自治体政策の未来」が切り拓かれることを願っています。