行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学についてしっかりと学んでいきたいと思います。

武器としての行動経済学

人間の行動は感情や心理に左右されるもの。だからこそ「心を動かす仕組み」が、モノを売るためには必要。

「売れる」のウラ教えます 武器としての行動経済学

心理学と経済学を融合した行動経済学を、マーケティングや営業現場で使える武器として徹底解説された本書、選択肢の出し方、価格の見せ方、キャッチコピーの工夫、商談での言い回しまで、実際のビジネスに役立つ41のテクニックを豊富な事例とともに紹介しています。

店舗販促はもちろん、EC、BtoB営業など、あらゆる場面で活用可能となっており、ただの知識だけで終わらず、すぐに使えることばかりで、「売れる仕組み」は、この一冊から始まります!

  • 著者:弓削徹
  • 頁数:256ページ
  • 価格:1,815円(10%税込)
  • 発行:2025年4月15日
  • ISBN:978-4-86667-745-3

人間の行動が感情や心理に左右される現象を、ルール化してまとめた学問である行動経済学を、店舗からBtoBまで実際のビジネス(マーケティングなど)に、どのように応用するかについて、豊富な具体例や誰にでも思いあたる事例を用いながら、行動経済学の原則や効果を意識して、現実的に使いこなすことに主眼を置いてわかりやすく解説。

販売促進や価格決定、キャッチコピーを書くときに役立つ行動経済学について解説し、商談や販促のための広告表現、売場で活用できる実践的な理論と事例を豊富に詰め込んでいます!

「行動経済学」を学んで、ビジネススキルをワンランクアップ

2024年8月19日、eラーニング教材「仕事に使える!成果につながる!超基本 行動経済学」がリリースされました。

仕事に使える!成果につながる! 意思決定のメカニズム 超基本 行動経済学

日常生活やビジネスに応用できる行動経済学の基本知識を学ぶことができる教材となっており、なぜ人は非合理的な選択をしてしまうのか、その要因を理解し、ビジネスシーンでの意思決定や戦略立案に活用する方法を解説。


具体例を交えた分かりやすい解説を通じ、受講者は自らのビジネススキルを高め、成果につなげるための実践的な知識を身につけることが可能となります。


従来の経済学では「人は常に合理的に判断する」とされているのですが、実際には感情や直感が意思決定に大きな影響を与え、時には非合理的な選択が行われることも多く、行動経済学は、人の心理や行動パターンを科学的に分析し、現実に即した意思決定の方法を提供してくれ、行動経済学を学ぶことで、自分自身の思考の偏りに気づき、より適切な判断を下すスキルが身につきます。


複雑なビジネス環境に適応するための知識と、実務に役立つスキルの習得を目指して作られたコンテンツは、「行動経済学」の入門編として構成され、複雑な理論も分かりやすく解説されており、行動経済学の全体像を効率的に把握することができます。


主な特徴は、事例を通して学んだ知識をビジネスに活用する方法まで学べる点で、これにより、実際の仕事の場面ですぐに役立つ知識が身につき、理論と実践のバランスが取れた学習体験を通じて、基礎知識の習得と実践的スキルの向上を同時に実現します


段階的な学習プロセスにより、着実に理解を深めることが可能。


  • 利用費用:5,500円(税込)/人※1企業様あたり受講人数無制限のプランもあり
  • 期間:12ヵ月
  • 言語:日本語
  • 学習スタイル:動画、テスト、ワークシート
  • 学習時間:約100分
  • 修了基準:全章完了または合格

あなたを変える行動経済学

2022年1月に発売された書籍「あなたを変える行動経済学」が、好評につき重版となったようです。

あなたを変える行動経済学

悩み多きあなたに行動経済学の考え方と応用例を紹介!
人生に悩みはつきもので、その悩みにはさまざまなレベルがあります。


朝、何を着て出かけようか、昼ごはんには何を食べようか、という日常の小さな決断でも悩み、就職、転職、結婚という人生にとって大きな決断で悩むことも、自動車や住宅という高額の買い物で悩む人も多い。


私たちが悩むのは、どちらの選択肢も同じように魅力的だからであり、人生の選択肢が無限に多い若者は、とりわけ悩みが多い。しかし、同じように魅力的に見える選択肢は、行動経済学的に考えてみると、バイアスのためだったかもしれない。


序章では、私たちの直感的意思決定が合理的な意思決定からずれてしまうことの例を紹介。


第1章では、合理的意思決定からのずれが経済的な意思決定で生じやすいことをサンクコストという概念を使って紹介、このサンクコストをよく理解できれば、人生での悩みもずいぶん減ると思う。


なんとか損を避けたいという気持ちも悩みをもたらす原因で第2章では、損を避けたい気持ちがバイアスをもたらすことを説明、人生で後悔することが多いのは、どうしてあの時先延ばししたのかということ。
先延ばしをする原因について第3章で説明され、先延ばしの対策には、積極的な意思決定をしなくても良い状況(デフォルト)をあらかじめつくっておくことが有効である。


第4章では、デフォルトを利用した例を紹介、私たちは、周囲の人がどのような行動をしているかという社会規範の影響を大きく受け、そのような社会規範の影響については第5章で解説されています。
第6章では、行動経済を応用してより良い意思決定をもたらすためにナッジという考え方を紹介し、第7章では、仕事や勉強に行動経済学を応用する具体例を説明しています。


  • ■大竹文雄/著
  • ■定価1,430円(本体1,300円+税10%)
  • ■小四六・240頁