前田壮一の行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学について私前田壮一がしっかりと学んでいきたいと思います。

人間の性質である損失回避

「利得が満足感を増やす度合いよりも、損失が満足感を減らす度合いのほうが大きい。」


いきなりなんのこっちゃ?って感じですよね。


このような人間の性質を「損失回避」というのだそうで、どういうことかというと、


「1万円で買った馬券が見事に的中し、2倍の2万円のお金をゲットしました。
次にそのうちの1万円を使い馬券を新たに購入したのですが、こちらは見事にすってしまうことに・・・。」


この場合、結果的には1万円が手元に残りますし、「儲けた1万円-すった1万円」=ゼロとなりますから、利得と損失は同じはずです。


しかし、実際には「的中したときに止めておけばよかった・・・」なんて思ったりしませんか?
前田壮一は、かなり後悔し自己嫌悪にさえ陥ったりします・・・。


つまり、同じ1万円の損失と利得であるに関わらず、人は損失のほうを大きく捉えてしまうのです。


ちなみに一般的には、損失は利得の2倍以上のインパクトを持つと言われているのだそうで、人は得られる物よりも、失う恐怖の方が大きいのです。


もともと人間の性質として、利益を前にすれば確実に利益を取る選択をし、損失を前にすればその全てを回避しようとする選択を行うのだそうです。


まぁ、そりゃ最もですよね。
好きこのんで 損失を受けたくはありませんし、確実な利益に飛びつきたいのは当りませです。


今回のことは、行動経済学における最も代表的な理論の一つであるプロスペクト理論というものの一部を紹介したのですが、今後もこの辺のことを深く追いかけてみたいと思います。