行動経済学入門

経済学と心理学の中間に位置すると言われる行動経済学についてしっかりと学んでいきたいと思います。

2018年10月のブログ記事

  • ゲーム理論について

    行動経済学は、人間は不合理な行動をするという観点で経済を見ることですが、適切な意思決定や戦略的思考に有効であるゲーム理論というものがあります。 ゲーム理論は、「プレイヤー」「戦略」「利得」という3つの要素によって構成されたものを「ゲーム」と考え、この枠組の中で捉えられるものをゲーム理論の対象として... 続きをみる

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  • アンダーマイニング効果

    自発的にやる気になっていたことにも関わらず、褒めすぎたり褒美を与えるなどした結果、かえってモチベーションが低くなってしまい、やる気を失わせてしまうことのことをアンダーマイニング効果というそうです。 例を挙げると、ボランティアでゴミ拾いをしている人に対して、金銭を渡してしまうと、その人は、次第にボラ... 続きをみる

  • 医療現場の行動経済学

    医者と患者双方がよりよい意思決定をするうえで役立つ一冊! 医療現場での「決められない」「先延ばし」はなぜ起こってしまうのか?  行動経済学を用いて理論的背景とその解決策が示されています! 医者「なぜ患者さんは治療方針を決められないのか」 患者「なぜお医者さんは不安な気持ちをわかってくれないのか」 ... 続きをみる

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  • 現在志向バイアス

    行動経済学には「現在志向バイアス」と呼ばれる理論があって、これは「未来の利益よりも目先の利益を優先してしまう心理のことで、以下のような質問があったとき、あなたはどちらを選びますか? ・今もらえる5万円 ・1年後にもらえる7万円 一般的には「今からもらえる5万円」を選択する人が多いようで、その理由と... 続きをみる

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